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2016-11-01

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1日、続落で始まるも、金融政策決定会合のあと上下に変動したあと持ち直して終了

1日、国内決算が進むなか、日経新聞が、今中間期の業績が25%減になったと発表したことや、外部環境でもNYダウが小幅安で推移したことに加え、ドル円も伸び悩んだことから売り先行で始まった。取引開始後も下げ幅を広げ、日経平均株価は17,339円をつけるなど、一時85円安となる場面があった。ただ、中国の経済指標が予想を上回ったことや、日銀の金融政策決定会合の結果発表を控え買い戻しが進むなか、昼休中に現状維持と伝わると急速に買い戻しが進み、午後は48円高となる場面があった。ただその後は前日の終値を挟んで方向感のない値動きとなったあと、結局プラスに浮上して終えた。そうしたなか業種別では、電気・ガス、空運、不動産、保険、金属製品、精密機器、食料品など19業種が値上り。一方値下がりは、海運、石油・石炭、鉱業、電気機器、化学など14業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、東京エレクトロン、三菱電機、三菱商事、三菱地所などが高かった。一方値下がりは、コーセー、パナソニック、村田製作所、三井化学、ファナックなどとなっている。日経平均株価の終値は17,442円40銭、+17円38銭、TOPIXの終値は1393.19ポイント、+0.17ポイント。売買高は概算で19億06百万株、売買代金2兆1,094億円。
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