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マーケット情報

2016-10-27

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27日、4日ぶりの反落となるも、一時ブラスになる場面があり商いは増加

27日、昨日まで3日続伸となっていたことや、決算発表が本格化するなか利益確定売りが先行し、売り優勢で始まった。ただ、その後は為替市場でドルが買われ104円60銭台まで上昇したこともあって、日経平均株価は17,414円をつけるなど、一時22円高となり、前日の高値を更新する場面があった。一方午後の取引が始まると、決算の結果を見たいといった様子見ムードや、利益確定と見られる売りに押され再びマイナスに転じると、午前の安値を下回るなど弱含み、結局値を戻すことができずに終えた。そうしたなか業種別では、その他金融、証券、商品、不動産、石油・石炭、陸運、鉱業など14業種が値上りした反面、海運、空運、精密機器、化学、医薬品、電気・ガス、卸売など19業種が安かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、任天堂がトップで+1.49%となったほか、オリックス、富士通の上昇が目立ち、メタップス(マザーズ)、三菱地所などが高かった。一方値下がりは、LINE、キヤノン、ファーストリテイリング、三菱商事などとなっている。日経平均株価の終値は17,336円42銭、-55円42銭、TOPIXの終値は1382.01ポイント、-0.69ポイント。売買高は概算で17億01百万株、売買代金1兆9,449億円。
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