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マーケット情報

2016-10-04

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4日、続伸。米経済指標の改善やドルの上昇が支えとなって終了

4日、ISM製造業景況感指数が予想を上回り、NYダウは下落して終えたものの、ドル円が上昇して終えたことが好感され、東京市場は続伸して始まった。為替市場でドル円が101円台半ばから後半に上昇し、円安に振れると、日経平均株価も輸出関連株を中心に買われ、上げ幅を広げる展開となった。また午後の取引が開始されると、両指数ともに午前の高値を上回り、日経平均株価は16,747円をつけるなど、一時148円高となる場面があった。また、伸び悩む場面があったが、取引終了間際に買いが入り持ち直して終えた。そうしたなか業種別では、鉄鋼、銀行、精密機器、鉱業、輸送用機器、海運など26業種が値上り。一方値下がりは、電気・ガス、不動産、陸運、空運など7業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では小野薬品、ブランジスタ(マザーズ)、チェンジ(同)、東京エレクトロンなどが高かった反面、シルバーエッグ・テクノロジー(マザーズ)、スズキ、任天堂、日経ダブルインバースが安かった。日経平均株価の終値は16,735円65銭、+136円98銭、TOPIXの終値は1340.21ポイント、+9.49ポイント。売買高は概算で15億62百万株、売買代金1兆7,528億円。
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