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2016-09-23

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23日、小幅反落。米国の利上げ見送りを受け円高に振れるも小幅安で終了

23日、21日の大幅高のあと、米国の金融政策の結果が注目されるなか、FOMCで利上げの見送りが発表されたことを受け、祝日のあいだに円高に振れる場面があったが、同日の日銀、財務省、金融庁による緊急会合後の牽制発言もあり、円高が一服したこともあって東京市場は小幅安で始まった。日経平均株価は47円安で始まったあと、17,625円をつけるなど一時82円安となる場面があったが、売り込む動きは見られず、一時プラスに浮上するなど盛り返す場面も見られた。ただ、午後に入ってからは戻りの鈍さを嫌気した売り物に押され、結局小幅安で終えた。そうしたなか業種別では、鉱業、海運、建設、情報・通信など17業種が値上り。一方値下がりは、証券、商品、輸送用機器、保険、銀行など16業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、任天堂がトップで+0.41%となったほか、リクルートHD、小松製作所、KDDIが高かった。一方値下がりは、野村HD、第一生命、トヨタ自動車、ディーエヌエーなどとなっている。日経平均株価の終値は16,754円02銭、-53円60銭、TOPIXの終値は1349.56ポイント、-3.11ポイント。売買高は概算で19億63百万株、売買代金2兆2,327億円。
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