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2016-09-14

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14日、TOPIXは6日続落、日経平均は反落。円安が支えとなるも戻しきれず終了

14日、NYダウが258ドル安と大幅に反落して終えていたものの、為替市場でドル円が102円台半ばまで円安が進んだことが支えとなり、東京市場は96円安で始まった。ただ、取引開始とほぼ同時にドル円が102円の後半まで上昇したことなどから買い戻す動きが強まり、安値圏で上下動したあと、16,700円台を回復するなど小幅安まで下げ幅を縮める場面があった。一方午後に入って上値の重たさが意識されると、ドル円が103円台を回復したにも関わらず、日経平均株価は下げ幅を広げ始め、午前の安値を割り込んで今日の安値圏で終えた。そうしたなか業種別では、保険、不動産、陸運の3業種が値上り。一方値下がりは、海運、石油・石炭、鉱業、銀行、鉄鋼、卸売など30業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、三菱UFJFG、日本電産、三菱商事、ファーストリテイリングが安かった反面、T&DHD、第一生命、アルプス電気の上昇が目立った。日経平均株価の終値は16,614円24銭、-114円80銭、TOPIXの終値は1314.74ポイント、-8.25ポイント。売買高は概算で16億64百万株、売買代金1兆7,672億円。
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