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2016-09-05

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5日、上昇して始まったあと伸び悩むも日経平均株価は17,000円台を回復して終了

5日、前週末の米8月雇用統計の結果が予想の+18万人前後に届かず、+15.1万人となったことを受け、NY市場でドル円が乱高下したが、結局104円台に乗せて終えていたことや、NYダウも上昇して終えていたことが好感され、東京市場も大きく上昇して始まった。日経平均株価は17,131円と、205円高で始まったあと高値圏でもみ合いとなり、一時17,156円をつける場面があったが、ドル円が伸び悩んで104円を割り込み、103円20銭台まで下落すると、日経平均株価も徐々に上値が重たくなり伸び悩むと同時に、今日の安値圏で取引を終えた。また今晩のNY市場が休場ということもあり、積極的な取引も見送られ、売買代金が減少している。そうしたなか業種別では、海運、電気・ガス、鉱業、卸売、石油・石炭、水産・農林など25業種が値上り。一方値下がりは、証券・商品、その他製品、銀行など8業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、モブキャスト(マザーズ)、カヤック(同)の上昇が目立ったほか、ファーストリテイリング、TDK、三菱商事が高かった。一方値下がりは、村田製作所、野村HD、任天堂などとなっている。日経平均株価の終値は17,037円63銭、+111円95銭、TOPIXの終値は1343.85ポイント、+3.09ポイント。売買高は概算で17億50百万株、売買代金1兆7,400億円。
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