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2016-09-01

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1日、今晩から週末にかけての米経済指標の発表を控え様子見ムード広がる

1日、今週に入って、週初から上昇基調が続いていることや、今晩から週末にかけてのアメリカの経済指標の発表を控え利益を確保する動きが強まり、東京市場は売り優勢で始まった。日経平均株価は小幅安で始まったあと、直ぐに切り返してプラスに転じ、午後には16,941円をつけるなど、一時53円高となる場面があった。また、中国の8月の製造業購買担当者景気指数が予想を上回る結果となったものの、今晩のISM製造業景況感指数や明日の夜の米雇用統計の発表を控え、積極的な買いは見送られ、プラス圏を維持したものの日中の値幅がおよそ76円となるなど、狭いレンジでの小動きで取引を終える結果となった。そうしたなか業種別では、その他製品、銀行、水産・農林、医薬品、その他金融、紙・パルプなど28業種が値上り。一方値下がりは、鉱業、保険、ガラス・土石、石油・石炭の8業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、任天堂がトップで+3.33%となったほか、セブン&アイHD、村田製作所が高かった。一方値下がりは、TDK、ファナック、東京海上HDなどとなっている。日経平均株価の終値は16,926円84銭、+39円44銭、TOPIXの終値は1337.38ポイント、+7.84ポイント。売買高は概算で18億43百万株、売買代金1兆9,541億円。
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