マーケットコメント


マーケット情報

2016-08-31

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

31日、円安の下支えや月末の買いが続き大幅反発。商いも膨らむ

31日、NYダウは反落していたものの、ドルが買われて103円台に乗せるなど円安傾向となったことが好感され、東京市場は大幅高で始まった。日経平均株価は132円高で始まったあと、午前中は高値圏でのもみ合いとなった。一方午後に入ると、ドル円が東京市場でも103円台に乗せ、103円20銭を付けたことが支援材料となり、日経平均株価は16,917円をつけるなど、一時192円高となる場面があった。また月末ということもあって商いも膨らみ、売買代金は2兆円を上回った。そうしたなか業種別では、銀行、電気・ガス、証券・商品、空運、石油・石炭、鉱業、機械など29業種が値上り。一方値下がりは、医薬品、小売、金属製品、情報・通信の4業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、トヨタ自動車が連日のトップで+0.84%となったほか、東京電力HD、ミネベアの上昇が目立ち、マツダ、三井住友FG、三菱UFJFG、村田製作所が高かった。一方値下がりは、KDDI、NTT、NTTドコモ、アステラス製薬などとなっている。日経平均株価の終値は16,887円40銭、+162円04銭、TOPIXの終値は1329.54ポイント、+16.73ポイント。売買高は概算で20億89百万株、売買代金2兆2,045億円。
(会員向けコメントあり)