マーケットコメント


マーケット情報

2016-08-30

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30日、薄商いのなか材料不足で小動き閑散となり反落して終了

30日、前日のNY市場でドル円が伸び悩み、東京時間の取引開始時に102円を割り込んだことが嫌気されたことや昨日の大幅高の反動もあり、東京市場は売り優勢で取引が始まった。日経平均株価は小幅安で始まったが、売りが一巡すると下げ幅を縮める展開となった。また、ドル円も101円70銭台まで円が買われたが、徐々に円安に振れたことも下げ幅を縮めるきっかけとなった。ただ、午前の取引を小幅高で終えたあと、午後に入ってもプラスになる場面があったが、225先物がナイトセッションの高値である16,760円を上回ることができなかったことに加え、ドル円も102円台を回復してから伸び悩んだことも上値が重たくなる要因となり、結局小幅安で取引を終えた。そうしたなか業種別では、非鉄金属、銀行、石油・石炭、海運、鉄鋼、輸送用機器、金属、鉱業、ゴム、電気機器など16業種が値上り。一方値下がりは、陸運、情報・通信、その他製品、空運、建設、繊維など17業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、極楽湯(ジャスダック)の上昇が目立ったほか、そーせいグループ(マザーズ)、村田製作所、第一生命、日本たばこ産業などが高かった反面、ソフトバンクグループ、NTTドコモ、日本航空などが安かった。日経平均株価の終値は16,725円36銭、-12円13銭、TOPIXの終値は1312.81ポイント、-0.43ポイント。売買高は概算で15 億49百万株、売買代金1兆6,783億円。
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