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マーケット情報

2016-08-23

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23日、3営業日ぶりの反落。円高で崩れ、午後に下げ幅を拡大して終了

23日、前日の海外市場で、100円80銭台から20銭台へと円高に振れたことが嫌気され、日経平均株価は反落して始まった。ただ取引が始まったあと売り込む動きは限定的となり、午前中は67円と狭いレンジでの値幅となったほか、売買代金も6千億円台と今年最低を更新しそうな低水準となった。一方午後に入ると、ドル円が上昇したこともあって買い戻しが優勢になるとプラスに転じ、16,663円をつけ前日の高値を上回るなど、一時65円高となる場面があった。ただドル円が午前の高値を更新できなかったこと受け失速する格好となり、一気に午前中の安値を下回る展開となったあと、そのまま今日の安値圏で終えた。値幅も211円に広がったほか、商いも膨らむ結果となった。そうしたなか業種別では、電気・ガス、医薬品、食料品、空運、不動産など11業種が値上り。一方値下がりは、保険、鉄鋼、鉱業、石油・石炭、機械、非鉄金属など22業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、日立、第一生命、富士重工、コマツなどが安かった反面、小野薬品、ファミリーマート、イーガーディアン(マザーズ)、そーせいグループ(同)の上昇が目立った。日経平均株価の終値は16,497円36銭、-100円83銭、TOPIXの終値は1297.56ポイント、-6.12ポイント。売買高は概算で15億82百万株、売買代金1兆8,181億円。
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