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2016-08-18

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18日、大幅反落。ETF買いへの期待が後退し、後場に下げ幅を拡大して終了

18日、海外市場でドル円が、1ドル100円台前半をつけて終えていたことを受け、日経平均株価は100円ほど下落するなど、売り優勢で始まった。ただ日銀のETF買いによる下支えを期待した買いや、買い戻しが入り、午前中は下げ幅を縮める展開となった。一方、午後に入ると、為替市場でドル円が伸び悩んだことに加え、戻りの鈍さを嫌気した投資家のまとまった売りものが出るなど、ETF買いへの期待が崩れたことで午前の安値を割り込むと、日経平均株価は下げ幅を広げ、結局16,500円台を割り込んで終えた。そうしたなか業種別では、紙・パルプのみが上昇。値下がりは、電気・ガス、医薬品、情報・通信、精密機器、不動産、海運など32業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、シャープ、ソフトバンクグループの下落が目立ったほか、マツダ、大東建託、NTTなどが安かった反面、りそなHD,東京エレクトロン、トヨタ自動車、ソニーが高かった。日経平均株価の終値は16,486円01銭、-259円63銭、TOPIXの終値は1290.79ポイント、-20.34ポイント。売買高は概算で18億76百万株、売買代金2兆1,485億円。
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