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2016-08-17

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17日、ドル円の戻りやETF買いへの期待で3営業日ぶりの反発

17日、前日の海外市場でドル円が一時100円を割り込む場面があったが、東京市場が始まってからドル円の買い戻しが活発となって100円台半ばまで円安に振れたことや、日銀によるETF買いに対する期待もあって、東京市場は前日比ほぼ変わらずで始まった。また取引開始後も円高が進まず100円台半ばで推移していたことや、午後に入ってさらにドルが上昇して101円台を回復したことも買い安心感につながり、取引終了にかけて上げ幅を広げ、日経平均株価は16,772円をつけるなど、一時175円高となる場面があり、そのまま高値圏で終えた。そうしたなか業種別では、鉱業、保険、鉄鋼、石油・石炭、銀行など24業種が値上り。一方値下がりは、建設、水産・農林、食料品、空運など9業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、シャープの上昇が目立ったほか、新日鉄住金、コマツ、第一生命、任天堂などが高かった。一方値下がりは、そーせいグループ(マザーズ)、小野薬品、ソニーなどとなっている。日経平均株価の終値は16,745円64銭、+149円13銭、TOPIXの終値は1311.13ポイント、+12.66ポイント。売買高は概算で17億51百万株、売買代金2兆0728億円。
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