マーケットコメント


マーケット情報

2016-08-16

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16日、小幅高で始まったあと、円高に振れたことが嫌気され大幅安で終了

16日、取引参加者が減少して薄商いとなるなか、小幅高で始まったあと直ぐにマイナスに沈む展開となった。また、材料不足ということもあってマイナス圏でのもみ合いが続いていたが、昼休中に一気に円高が進み101円を割り込み、100円30銭台をつけたことなどが売り材料となって225先物が連動して売られ、日経平均株価は下げ幅を広げて午後の取引がスタートした。また、午後の取引がスタートすると、日銀によるETF買いへの期待もあって下げ幅を縮める場面があったが、ドル円の下落が止まらず、100円10銭台をつけたことなどが売り圧力につながり、日経平均株価、TOPIXともに安値引けとなった。そうしたなか業種別では、石油・石炭の1業種のみが値上り。一方値下がりは不動産、保険、証券、商品、建設、金属製品、精密機器、ガラス・土石、鉄鋼など32業種が安かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、CYBERDYNE(マザーズ)の下落が目立ち、村田製作所、ファーストリテイリング、三菱電機などが安かった。一方値上がりは、モブキャスト(マザーズ)、エナリス(同)、そーせいグループ(同)、LINEとなっている。日経平均株価の終値は16,596円51銭、-273円05銭、TOPIXの終値は1298.47ポイント、-18.16ポイント。売買高は概算で16 億14百万株、売買代金1兆9,787億円。
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