マーケットコメント


マーケット情報

2016-08-09

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9日、続伸。小幅安で始まったあと持ち直し、取引終了に上げ幅を広げる

9日、海外市場がまちまちで手掛かり材料不足になるなか、前日の大幅高の反動もあって東京市場は小幅安で始まった。取引が始まったあと、為替の値動きも小さかったことから、午前中は59円弱と狭いレンジで方向感のない値動きとなった。一方午後に入ると、値動きを狙ったとみられる先物の買いが入り徐々に買いが優勢になると、取引終了にかけて上げ幅を広げ、日経平均株価は16,700円台を回復して終えた。ただ、売買高、売買代金ともに盛り上がらなかった。そうしたなか業種別では、その他製品、鉱業、水産・農林、鉄鋼、その他金融など27業種が値上り。一方値下がりは、空運、ゴム、輸送用機器、倉庫・運輸など6業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄ではブラザー工業の上昇が目立ったほか、任天堂、小野薬品、ファミリーマートが高かった。一方値下がりは、大林組のほか、ファーストリテイリング、トヨタ自動車などとなっている。日経平均株価の終値は16,764円97銭、+114円40銭、TOPIXの終値は1317.49ポイント、+11.96ポイント。売買高は概算で18億92 百万株、売買代金2兆2,254億円。
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