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マーケット情報

2016-08-01

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1日、まちまち。売り先行で始まるも主力株が切り返し、日経平均株価は続伸

1日、前週末に発表された米4-6月期GDP(速報値)が予想を大きく下回る結果となったことを受け、NY市場でドル円が一時102円を割り込む場面があるなど円高に振れて終えていたことが嫌気され、東京市場は売り先行で始まった。日経平均株価は16,415円で始まったあと、16,319円をつけるなど一時250円安となる場面があったが、売りが一巡すると下げ幅を縮める展開となった。また、ドル円も102円台前半から102円50銭台まで上昇したことも手伝って、プラスに浮上して午前の取引を終えた。また午後に入ってからも、プラス圏で推移し、日経平均株価は続伸して終えた。一方TOPIXは小幅安で終えた。そうしたなか業種別では、銀行、情報・通信、精密機器、医薬品、サービスなど8業種が値上り。一方値下がりは、証券、商品、空運、ガラス・土石、海運、その他製品、電気・ガスなど25業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、任天堂がトップで-2.5%となったほか、パナソニック、野村HD、東京エレクトロン、村田製作所の下落が目立った。一方値上がりは、りそなHD、武田薬品、三菱UFJFG、三井住友FGなどとなっている。日経平均株価の終値は16,635円77銭、+66円50銭、TOPIXの終値は1321.83ポイント、-0.91ポイント。売買高は概算で24億04 百万株、売買代金2兆4,867億円。
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