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マーケット情報

2016-07-27

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27日、経済対策の報道で日経平均株価は一時438円高となるも伸び悩んで終了

27日、前日の下落の反動もあり、買い優勢で始まった。取引開始後は16,600円を挟んだもみ合いが続いていたが、昼休中に一部報道で経済対策の規模が28兆円になると伝わったことから、225先物やドル円が大きく上昇し、午後の取引開始時には、225先物が16,830円、ドル円が106円54銭の高値をつけたことから日経平均株価も窓をあけて上げ幅を広げて始まり、一時16,821円をつけるなど438円高となる場面があった。ただ、報道が昼休中だったこともあり、午後の取引開始時がピークとなった。また、その後は値を保てず、上げ幅を縮める展開となると、前日の値下がり分を取り戻したものの伸び悩んで終えた。そうしたなか業種別では、化学、輸送用機器、非鉄帰属、ガラス・土石、ゴム、金属製品など26業種が値上りとなった反面、その他製品、卸売、水産・農林、情報・通信など7業種が安かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、任天堂が連日のトップで、-5.45%となったほか、伊藤忠、そーせいグループ(マザーズ)が安かった。一方値上がりは、信越化学、ミネベアの上昇が目立ち、村田製作所、日産自動車も高かった。日経平均株価の終値は16,664円82銭、+281円78銭、TOPIXの終値は1321.67ポイント、+14.73ポイント。売買高は概算で22億39 百万株、売買代金2兆5,343億円。
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