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2016-07-22

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22日、反落。円安一服やNYダウの反落が重石となり任天堂を除く商いも減少

22日、BBCの収録放送で、日銀の黒田総裁がヘリコプターマネーについて否定したことが伝わったことで、ドル円が107円台から一時105円台をつけるなど、前日のヨーロッパからNY市場にかけて円高に振れたことが嫌気され、売り先行で始まった。取引開始後はマイナス圏で推移し、狭いレンジでのもち合いが続いていたが、午後に入ってドル円が105円台半ばをつけたことなどから水準が切り下がり、日経平均株価は16,566円をつけるなど、一時243円安となる場面があった。ただ、売り込む動きは限定的で、取引終了にかけて買い戻しで下げ渋って終えた。そうしたなか業種別では、金属製品、医薬品、情報・通信、水産・農林の4業種が値上りとなった反面、海運、空運、証券、商品、繊維、石油・石炭など29業種が値下がりした。また全市場の売買代金30銘柄では、任天堂が連日のトップで+0.79%となったほか、イマジカ・ロボットHD、ハピネットの上昇が目立った。一方値下がりでは、サイバーエージェントの下落が目立ったほか、村田製作所、マツダ、日産自動車、ファーストリテイリングが安かった。日経平均株価の終値は16,627円25銭、-182円97銭、TOPIXの終値は1327.51ポイント、-11.88ポイント。売買高は概算で15億91 百万株、売買代金2兆4,289億円。
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