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2016-07-21

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21日、反発。日経平均株価は一時17,000円に接近するも伸び悩んで終了

21日、NYダウが9営業日続伸となるなか、うち7営業日連続で過去最高値を更新するなど、力強い上昇が続いたことや、為替市場でドル円が107円台をつけたことなどが好感され、東京市場は大幅に反発して始まった。また、連日で大商いとなっている任天堂が反発して始まったことも市場の買い安心感につながり、日経平均株価は16,855円で始まったあと、16,938円をつけ、一時257円高となる場面があった。ただ、17,000円に接近したところでは、任天堂が伸び悩んだことや、上値を積極的に買い上がるエネルギーが続かなかったことに加え、為替市場でドル円が伸び悩み、107円を割り込む場面があったことも上値の重石となり、結局伸び悩んで終える結果となった。そうしたなか業種別では、鉱業、証券、商品、輸送用機器、保険、海運、機械、非鉄金属など25業種が値上り。一方値下がりは、水産・農林、陸運、医薬品、情報・通信、食料品など8業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、任天堂が連日のトップで+0.85%となったほか、イマジカ・ロボットHD、サノヤスHDの上昇が目立ち、TDK、ホンダ、野村HDなどが高かった。一方値下がりは、小野薬品、KDDI、NTT、日本マクドナルドHDなどとなっている。日経平均株価の終値は16,810円22銭、+128円33銭、TOPIXの終値は1339.39ポイント、+8.64ポイント。売買高は概算で20億06 百万株、売買代金2兆5,810億円。
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