マーケットコメント


マーケット情報

2016-07-15

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15日、5日続伸。個別銘柄や大型IPO人気で商いが膨らむも伸び悩んで取引終了

15日、NYダウが3日連続で最高値を更新したことや、ドル円が105円台前半で推移していたことなど、外部環境の好転が続いたこともあり、東京市場は小幅高で始まった。また、任天堂が連日の大商いとなって続伸し、市場のけん引役になったことや、ファーストリテイリングがストップ高となったことから指数を押し上げ、日経平均株価は一時16,607円をつけるなど、221円高となる場面があった。ただ、その他の主力株は利益確定売りに押され、徐々に上値が重たくなり、指数は伸び悩んで終えた。そうしたなか業種別では、保険、証券、商品、その他製品、銀行、その他金融など19業種が値上り。一方値下がりは、水産・農林、食料品、医薬品、サービス、石油・石炭、情報・通信など14業種が安かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、任天堂が連日の大商いでトップとなったほか、ファーストリテイリングやサノヤスHDの上昇が目立ち、第一生命、野村HDも高かった。一方値下がりは、そーせいグループ(マザーズ)、小野薬品、ファナック、キーエンスなどとなっている。そのほか本日東証1部に上場したLINEも大商いで3位に入り、東証1部の売買代金の増加につながった。日経平均株価の終値は16,497円85銭、+111円96銭、TOPIXの終値は1317.10ポイント、+5.94ポイント。売買高は概算で25億10 百万株、売買代金3兆1,130億円。
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