マーケットコメント


マーケット情報

2016-07-08

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8日、反発して始まるも上げ幅を縮め、ETFの換金売りなどで安値引け

8日、オプションSQ算出日となるなか、外部環境に大きな変化はなかったものの買い優勢で始まった。また、オプションSQ値を上回って推移する場面があったが、徐々に上値が重たくなると、オプションSQ値を下回る展開となり、マイナスに沈んで午前の取引を終えた。午後に入ってからも、米6月雇用統計の発表を控え手控えムードが広がるなか、ETFの分配金を捻出するための売りものが出たとの観測もあり、結局安値引けとなった。そうしたなか業種別では、その他製品のみが上昇。値下がりは、不動産、ガラス・土石、電気・ガス、小売業、情報・通信、保険、鉱業、水産・農林、倉庫・運輸など32業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、任天堂の上昇が目立ったほか、東京エレクトロン、アステラス製薬が高かった。一方値下がりは、小野薬品、三井不動産、三菱地所、武田薬品などが目立った。日経平均株価の終値は15,106円98銭、-169円26銭、TOPIXの終値は1209.88ポイント、-16.21ポイント。売買高は概算で18億45百万株、売買代金2兆0588億円。
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