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マーケット情報

2016-06-30

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30日、まちまち。大幅な高で始まるも、取引終了にかけて急速に伸び悩んで取引終了

30日、NYダウが284ドル高と、大幅に上昇して反発が続いたことや、為替市場でドル円が102円台の後半まで上昇したことが好感され、東京市場は大幅な続伸で始まった。日経平均株価は15,752円で始まったあと15,781円まで上昇し、一時214円高となる場面があったが、今日が6月の最終売買日となることや、イギリスのEU離脱のマーケットへの影響が見通せないなか、買いのエネルギーが続かず、徐々に売り物に押されて上げ幅を縮める展開となった。また、午後に入ってからも上値は重たく、取引終了間際には上値の重たさを嫌気したまとまった売り物に押され、急激に上げ幅を縮めて終える結果となった。そうしたなか業種別では、鉱業、石油・石炭、証券、商品、ゴム、倉庫・運輸など13業種が値上がり。一方値上がりは、繊維、水産・農林、医薬品、紙・パルプ、空運、金属製品など20業種が値下がりとなった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、農業総合研究所(マザーズ)、そーせいグループ(同)のっ上昇が目立ったほか、ブイ・テクノロジー、ダイキン工業、東京エレクトロン、ファナックも高かった。一方値下がりは、マツダ、トヨタ自動車、花王、日産自動車などとなっている。日経平均株価の終値は15,575円92銭、+9円09銭、TOPIXの終値は1245.82ポイント、-1.87ポイント。売買高は概算で21億29百万株、売買代金2兆2,611億円。
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