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マーケット情報

2016-06-29

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29日、大幅高、NY市場の大幅反発を好感し、円高一服も下支え

29日、前日のNY市場が269ドル高と、大幅な反発で終えていたことが好感され、東京市場も大幅に上昇して始まった。また前日の夜から始まったEU首脳会議で、英国のEU離脱に関してネガティブな材料が出てこなかったこともあり、買い先行となった。日経平均株価は15,500円台を回復して始まったあと一旦伸び悩む場面があったが、ドル円が102円台半ばまで上昇したこともあり持ち直すと、午後に入って一時15,626円をつけるなど、303円高となる場面があった。取引終了にかけては利益確定と見られる売り物に押されただが、15,500円台を回復して終えた。そうしたなか業種別では、保険、鉄鋼、電気機器、その他金融、その他製品、海運など30業種が値上り。一方値下がりは、水産・農林、小売、食料品の3業種のみだった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、東京海上HD、そーせいグループ(マザーズ)の上昇が目立ったほか、ソニー、村田製作所、東京エレクトロンも高かった。一方値下がりは、アキュセラ・インク(マザーズ)、ブイ・テクノロジー、出光興産などとなっている。日経平均株価の終値は15,566円83銭、+243円69銭、TOPIXの終値は1247.69ポイント、+23.07ポイント。売買高は概算で21億00百万株、売買代金2兆2,060億円。
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