マーケットコメント


マーケット情報

2016-06-28

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28日、まちまち、乱高下したあと伸び悩んで取引終了

28日、NYダウが続落となったことなどからリスク回避の売りが続き、売り先行で取引が始まった。また、前日の安値を下回るなど、日経平均株価は一時15,000円を割り込み、14,987円79銭をつける場面があったが、ドル円の下落が止まっていたことも手伝って買い戻しが入り、急速に下げ幅を縮め展開となった。また、午後の取引が始まってからは、プラスに転じて上げ幅を広げ、15,443円をつけるなど、今度は、134円高となった。ただ、買いが続かず、結局伸び悩んで13円高で終えた。一方、TOPIXは小幅な反落で終えている。そうしたなか業種別では、建設、倉庫・運輸、食料品、小売、医薬品、陸運、不動産、情報・通信など14業種が値上り。一方値下がりは、輸送用機器、ゴム、保険、証券、商品、その他金融、石油・石炭など19業種が値下がりとなった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ブイ・テクノロジー、そーせいグループ(マザーズ)の上昇が目立ったほか、小野薬品、ソニーなども高かった。一方値下がりは、トヨタ自動車、マツダ、キヤノン、ブリヂストン、日立などとなっている。日経平均株価の終値は15,323円14銭、+13円93銭、TOPIXの終値は1224.62ポイント、-1.14ポイント。売買高は概算で24億95百万株、売買代金2兆3,571億円。
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