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マーケット情報

2016-06-21

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21日、3日続伸。売り先行で始まったあと、買い戻しが優勢となり16,000円台回復

21日、NYダウが129ドル高で終えていたものの、朝方はドル円の下落が重石となり、売り先行で始まった。日経平均株価は下落して始まったあと、ドル円が103円58銭まで円高が進んだことが嫌気され、15,770円をつけるなど194円安となる場面があったが、ドル円が16日の安値(103円53銭)に接近したところから急激に買い戻されると、日経平均株価も薄商いのなか下げ幅を徐々に縮める展開となった。また、プラスに浮上して午前の取引を終えたあと、午後に入ってからは買い戻しが優勢となって上げ幅を広げ、一時237円高となり16,202円をつけるなど強含んだ。また6営業日ぶりに16,000円台を回復して終えた。そうしたなか業種別では、医薬品、食料品、不動産、情報・通信、電気機器など30業種が値上りした反面、非鉄金属、鉱業、鉄鋼の3業種が値下がりとなった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、第一三共、村田製作所、そーせいグループ(マザーズ)、花王が高かった。一方値下がりは、ブイ・テクノロジー、グリーンペプタイド(マザーズ)となっている。日経平均株価の終値は16,169円11銭、+203円81銭、TOPIXの終値は1293.90ポイント、+14.71ポイント。売買高は概算で17億22百万株、売買代金1兆7,796億円。
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