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2016-06-20

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20日、大幅続伸。英国民投票の調査を受け、買い戻しが優勢となり大幅高で終了

20日、前週末のNYダウが57ドル安と下落して終えていたものの、英国の国民投票に関する事前調査で、EU残留派が離脱派を上回ったとの報道を受け、東京市場は買い優勢で始まった。また、ドル円も前週末のNY市場の終値104円10銭台から60銭台に戻したこともあり、日経平均株価は16,035円をつけ、前日比で一時435円高となる場面があるなど強含み、終日買い優勢のまま取引を終えた。そうしたなか業種別では33業種全てが値上りした。中でも海運、鉱業、鉄鋼、紙・パルプ、証券、商品、その他金融、不動産の上昇率が高く、その他製品、ゴム、空運、電気・ガス、保険、医薬品、食料品、水産・農林など上昇率が低かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ブイ・テクノロジー、グリーンペプタイド(マザーズ)の上昇が目立ったほか、TDK、三菱電機、三井不動産、東芝、富士重工、村田製作所なども高かった。一方値下がりは、スズキ、日経ダブルインバースの2銘柄のみだった。日経平均株価の終値は15,965円30銭、+365円64銭、TOPIXの終値は1279.19ポイント、+28.36ポイント。売買高は概算で18億44百万株、売買代金1兆9,074億円。
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