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2016-06-06

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6日、小幅反落。大幅下落で始まるも、買い戻しが優勢となり下げ渋って終了

6日、先週末に発表された米5月雇用統計で、失業率は4.7%と低下したものの、非農業者部門の雇用者数が予想の16万人増を大幅に下回る3.8万人増となったことを受け、ドルが106円50銭台と、およそ1ヵ月ぶりの円高水準となっていたことが嫌気され、大幅安で始まった。日経平均株価は16,373円で始まったあと下げ幅を広げ、16,322円をつけるなど、一時319円安となる場面があった。ただ、下落の原因となったドル円が値を戻し、107円台を回復したことから、日経平均株価も買い戻しが優勢となり下げ幅を縮めて終えた。そうしたなか業種別では、鉄鋼、電気・ガス、陸運、非鉄金属など9業種が値上り。一方値下がりは、証券、商品、鉱業、保険、銀行、その他金融、機械、建設など24業種が値下がり。また全市場の売買代金上位30銘柄では、オンコリスバイオファーマ(マザーズ)、セレス(同)の上昇が目立ったほか、ジグソー(同)、村田製作所、NTTドコモ、ソフトバンクグループも高かった。一方値下がりは、鹿島建設、第一生命、東芝、そーせいグループ(マザーズ)となっている。日経平均株価の終値は16,580円03銭、-62円20銭、TOPIXの終値は1332.43ポイント、-4.80ポイント。売買高は概算で18億70百万株、売買代金1兆8,267億円。
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