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マーケット情報

2016-06-01

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1日、日経平均株価は6営業日ぶりの反落。円高進行が嫌気され17,000円割れ

1日、海外市場がまちまちで終えていたことや、ドル円が下落し、前日の111円台から110円台半ばまで反落したことが嫌気され、売り優勢で始まった。午前中、日経平均株価は17,050円を安値に100円程の値幅でもみ合いを続けていたが、午後に入ってドル円の下落が顕著になると、一気に売りが優勢となった。また取引終了前にはドル円が110円を割り込み、109円60銭台をつけたことから225先物にもリスク回避の売りが広がり、16,908円まで下落するなど、一時326円安まで下げ幅を広げ、そのまま戻しきれずに17,000円を割り込んで終えた。そうしたなか業種別では、33業種全てが値下がりとなるなか、海運、金属、情報・通信、小売、電気機器、サービス業、繊維、倉庫・運輸などは比較的下落率が小さかった反面、水産・農林、鉄鋼、電気・ガス、証券、商品、陸運、建設、医薬非、食料品、空運などの下落率が大きかった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ネクシィーズ(マザーズ)、アドウェイズ(同)、ブランジスタ(同)などの上昇が目立ったほか、新日本科学も高かった。一方値下がりは、新日鉄住金、ファーストリテイリング、そーせいグループ(マザーズ)、小野薬品などとなっている。日経平均株価の終値は16,955円73銭、-279円25銭、TOPIXの終値は1362.07ポイント、-17.73ポイント。売買高は概算で19億95百万株、売買代金2兆1,154億円。
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