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2016-05-31

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31日、日経平均株価は今年初の5日続伸。MACIの入れ替えで商いも大幅に膨らむ

31日、前日の大幅高の反動や、東京市場の取引開始前にドル円が下落し、111円を割り込んだことが嫌気され、売り優勢で始まった。ただ、売りが一巡したところで、ドル円も持ち直し、日経平均株価はプラスに転じた。またプラスに転じたあとは徐々に上げ幅を広げる展開となり、ドル円が伸び悩んでも日経平均株価は買いが続き、今日のほぼ高値で取引を終えた。また売買高、売買代金ともに大幅に増加したが、MSCIの銘柄入れ替えの影響が大きかった。そうしたなか業種別では、ゴム、鉄鋼、鉱業、銀行、電気・ガス、輸送用機器など32業種が値上り。値下がりは、石油・石炭の1業種のみだった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ブランジスタ(マザーズ)の上昇が目立ったほか、群馬銀行、ガンホー・オンライン、マツダも高かった。一方値下がりは、そーせいグループ(マザーズ)、武田薬品、日経ダブルインバースのみだった。日経平均株価の終値は17,234円98銭、+166円96銭、TOPIXの終値は1379.80ポイント、+13.79ポイント。売買高は概算で25億28百万株、売買代金2兆8,740億円。
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