マーケットコメント


マーケット情報

2016-05-17

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17日、薄商いのなか、取引終了にかけて上げ幅を拡大して終了

17日、原油価格の上昇を好感してNYダウが大幅に反発して終えていたことや、ドル円も円安傾向で終えていたことなどが支援材料となり、東京市場は続伸して始まった。日経平均株価は16,600円台を回復して始まったあと、売り物に押されて急速に伸び悩んだが、売りが一巡すると持ち直した。一方午後に入ってからは70円程度と、狭いレンジの値幅で推移していたが、取引終了間際になって急速にドル円が上昇したあと、日経225先物が追随する形で上昇すると、結局午前の高値を上回り、今日のほぼ高値で取引を終えた。そうしたなか業種別では、海運、鉱業、電気・ガス、証券、商品、倉庫・運輸など32業種が値上りとなった。一方値下がりは、情報・通信のみとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、アカツキ(マザーズ)の上昇が目立ったほか、そーせいグループ(同)、塩野義製薬、三菱電機、小野薬品が高かった反面、アスコット(ジャスダック)、ジグソー(マザーズ)、ブランジスタ(同)ネクシィーズグループの下落が目立った。日経平均株価の終値は16,652円80銭、+186円40銭、TOPIXの終値は1335.85ポイント、+14.20ポイント。売買高は概算で17億84百万株、売買代金1兆8,988億円。
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