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マーケット情報

2016-05-16

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16日、小幅安で始まったあと、買い戻しが優勢となるも値を保てず小幅高で終了

16日、海外市場でNYダウが大幅安で終えていたものの、早朝からドル円が反発に転じたことが支援材料となった。日経平均株価は小幅安で始まったあと、前週末の大幅下落の反動もあって買い戻しが優勢になると、プラスに転じて上げ幅を広げた。またドル円が朝方の108円50銭台から109円手前まで上昇したことも買い戻しを誘う要因となり、日経平均株価は16,632円をつけるなど、一時220円高となる場面があった。午後に入っても16,600円台で推移していたが、伸び悩んだことが嫌気されると、13時40分ごろに売り物に押されて失速する形となり、上げ幅を縮め小幅高で終えた。そうしたなか業種別では、非鉄金属、機械、鉄鋼、電気機器、化学、その他製品、保険など17業種が値上り。一方値下がりは、ゴム、石油・石炭、空運、電気・ガス、医薬品など16業種となった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ブランジスタ(マザーズ)、そーせいグループ(同)、ネクシィーズグループの下落が目立ったほか、小野薬品、武田薬品などが安かった。一方値上がりでは、住友電工、アスコット(ジャスダック)、フューチャーベンチャーキャピタル(同)の上昇が目立った。日経平均株価の終値は16,466円40銭、+54円19銭、TOPIXの終値は1321.65ポイント、+1.46ポイント。売買高は概算で19億52百万株、売買代金1兆9,332億円。
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