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マーケット情報

2016-05-06

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6日、円高の一服が買い戻しにつながるも、米雇用統計の発表を控え6営業日続落

6日、連休の谷間となるなか、3日に105円51銭をつけたドル円が値を戻し、107円台を回復したことが好感され、朝方、東京市場は買い優勢で始まった。また取引開始後も上げ幅を広げ、日経平均株価は16,271円61銭をつけるなど、一時124円高する場面があった。ただ買いが一巡すると徐々に上値が重たくなり、マイナスに沈んだ後は、今晩の米雇用統計の発表を控え、様子見ムードが広がり軟調な展開が続いた。取引終了にかけて下げ渋ったが、戻しきれずに小幅安で終えた。そうしたなか業種別では、空運、輸送用機器、水産・農林、陸運、ゴム、小売、食料品など10業種が高かった反面、鉱業、鉄鋼、海運、証券、商品、非鉄金属、石油・石炭、倉庫・運輸など23業種が安かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、グリーンペプタイド(マザーズ)、そーせいグループ(同)、三菱自動車の上昇が目立ったほか、東日本旅客鉄道、ホンダも高かった。一方値下がりは、ソニー、野村HD、日本電産などとなっている。日経平均株価の終値は16,106円72銭、-40円66銭、TOPIXの終値は1298.32ポイント、-1.64ポイント。売買高は概算で21億40百万株、売買代金2兆2,385億円。
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