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マーケット情報

2016-05-02

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2日、円の急伸やNYダウの下落を嫌気して大幅安となり5営業日続落で終了

2日、先週の日銀金融政策決定会合の結果が現状維持と伝わったあと、東京市場が休場となった29日の海外市場で円高が進み、106円台前半をつけたことが嫌気され売り先行で始まった。日経平均株価は300円超値下がりして始まったあと、さらに下げ幅を広げ、15,975円をつけるなど、4月12日以来となる16,000円を割り込む場面があった。ただその後は、明日から国内市場が3連休となることや、米ISM製造業景況感指数などの発表を控え小動きとなり、大幅安で取引を終えた。そうしたなか業種別では、33業種全てが値下がりとなるなか、海運、ガラス・土石、電気機器、輸送用機器、証券、商品、ゴム、その他金融、陸運、金属製品などの下落率が大きかった反面、空運、情報・通信、食料品、鉄鋼、石油・石炭などの下落率が小さかった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、村田製作所、デンソー、富士重工業、マツダの下落が目立った反面、日東電工、NTTドコモ、三菱自動車が高かった。日経平均株価の終値は16,147円38銭、-518円67銭、TOPIXの終値は1299.96ポイント、-40.59ポイント。売買高は概算で24億95百万株、売買代金2兆6,239億円。
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